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執筆者の写真Maretsugu Furugen

唐獅子 「伝統の記録と記憶」

更新日:2月7日

 みなさま初めまして,半年間唐獅子に書くことになりました.日頃文章をあまり書くことがないので読みづらいかと思いますがよろしくお願い致します.私は浦添で生まれ那覇で育ち,結婚を機に浦添へ引っ越ししてきて27年になります.偶然にも今住んでいる場所は私が生まれた所から損保して行ける場所.本籍地を那覇の実家に変更しようとして住民票謄本を取った時に知りました.物心ついた時には実家は那覇でしたから.意識したつもりはないですがそんな不思議な縁があって今に至ります.

 浦添市の港川には亀に似た多いな岩があり,地元の人その岩をカ

ーミージーと呼んで親しんでます.カーミージーに向かう道傍には御嶽があり,我が家は年に2回夏と年末に義理の母と訪れ拝みます.御嶽所は他に3か所,合わせて4か所拝みます.3か所は浦添市屋富祖内の住宅地でお互いがあまり離れていない場所にありますが,カーミージー御嶽は住宅地から少し離れたところにあり,引っ越した頃は御嶽にたどり着くには草がたくさん生えているところを道を切り開きながら進んでいかなければならず大変な思いをした記憶があります.

 現在カーミージーは整備され岩の近くで釣りをする人,砂浜では夏期に週末はよくバーベーキューをする人々で賑わいます.幹線道路ができ駐車場,トイレも整備されてとても行きやすくなりました.都市化の拡大で地域の伝統が新しいことへの変化が求められていく現代社会と旧来の古き社会との衝突や対立が生じることがあります.異なる様式や習慣が共存することは豊かな多様性生み出しさまざまな影響を与えています.

 写真は少しずつ変化と失われつつある伝統様式や文化歴史の貴重な遺産を記録することができます.最近はデジタルカメラによる撮影で年月日と機器によっては場所の記録も保存することができます.

 記憶は個人の感情や視点に基づき保存しますが時間とともに変化する可能性があります.しかし言葉や感情表現を通じて他に伝承できる良い面もあります.現代社会の中で写真は多岐にわたる役割を果たしています.写真の持つ最大の利点である記録性は,異なる社会の習慣や旧来の社会を記録を継承し,新しい社会を記録し併せて人々が協力し,社会秩序の調和をと

ることができると信じています.


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