那覇での打ち合わせが早く終わったので、Poto Space Reago(以下Reago)の「写真売ります展」へ行ってきた。
この企画は、1974年に作品と鑑賞を繋げ、売買する意味を出そうと、東松照明、荒木経惟、森山大道、立木善浩をはじめ写真家総勢12名が行った展示会で、そのオマージュとしての企画展だ。
那覇市牧志の"Reago"とINTERFACE - Shomei Tomatsu Lab. (以下INTERFACE)で総勢36名で18日から28日の間で行われていて末席ながら私も"INTERFACE"で参加させてもらっています。
"Reago"と"INRTEFACE"の違いは"Reago"は若手の作家による展示販売で、"INTERFACE"は経験値のある作家の展示販売というふうに感じたが実際はどのようにして選別したか興味が湧いた。
"Reago"の会場には2人の作家の方がいて2人ともよく知っているので人見知りの僕にとっては話しやすかった。
さて、展示会の内容はやはり若さゆえの勢いのある写真が多かった。今の若い人(こう言うと年寄り臭い)にとって物(写真)を売ると言うことの答えが表せられていて独特の世界観(?)で少し戸惑いながら鑑賞した。展示はもちろんその他TシャツやPhotobook,Postcard なども販売していた。
やはり自分の感覚に無いものがあって「売れる写真」または「売りたい写真」なのかどうか少し考えさせられる。今回は「売る」という中での展示会だったので縛りのない自由な発想での彼らの個展があれば積極的に行きたいと思った。